サイト公開後に気をつけて頂きたい事

こんにちわ。レッスンウェブディレクターの村松です。
前回の記事「無料で出来る教室のWEB集客」に引き続き、本日は、サイト制作後、最初の半年でお客様にご注意いただきたい事やご相談を頂く内容をまとめました。

特にご注意を頂きたい項目については、実際に後で後悔をされている方も多い内容になるのでサイト公開後には下記の記事を一読いただけると幸いです。

 

テレアポの営業電話には御用心!(特にご注意を頂きたい項目)

○サイトを公開すると色々な業者からテレアポがきます

サイトをネット上に公開すると間違いなく色々な営業電話がかかってきます。
「営業電話をどうにかできない?」と先生からのご相談は多いですが、申し訳ございませんがこちらではどうしようもありません。

一昔前だと紙でできた本のタウンページをみて上から順番に電話を掛けていた営業会社も現在はネットで情報を見つけて電話をしています。内容としてはサイトに関わる物ですとSEO対策やサイトのリニューアルが多くなりますが、それ以外にも経費削減や人材募集などビジネスに関わる物であれば多岐にわたると思います。

少し話が脱線しますが、実際に先日もお客様でサイトを2つ作っている方がおり事情を確認した所、テレアポの業者を呼んでしまい、その後、6時間帰ってくれなかったのでどうしようもなくて契約をしてしまったという事でした。営業マンが帰った後にクーリングオフの依頼をしても事業主ということで「できません」の一点張りだったそうです。

また、契約内容は5年のリース契約だったそうですが、その先生は5年間の債務契約はしたくなかったので結局は月額×5年分の60回で100万円を超える金額を一括でお支払いされたそうです。

結果的にその先生は現在も2つのサイトがありますが、Googleのミラーサイトペナルティ(同じ内容を複数のサイトに掲載すること)についても特に説明がなく、先生も知らずに同じ内容のブログを2つのサイトに投稿してしまっていたりしていたので運用面でも対策が必要になってしまっています。

その他、SEO対策も営業電話が多いですが、成果報酬などである程度実績のある会社であればプラスになることもあります。

しかし、上記と同じように月額を謳いながら実際はリース契約などで複数年の縛りをつける会社など特に、効果が不明なソフトを納品していたり、中にはGoogleが禁止しているような海外サイトなどからのリンクを多数貼ってくれたりする会社も今までにありました。

Googleに一旦ペナルティを受けてしまうと、ひどいと屋号やアドレスで検索しても出てこない状態になってしまい中々戻ってこないことなどもありますので特に注意が必要です。
 

○では電話がかかってきたらどうすればいいの?

色々と不安を煽ってしまってすみません。
それでは、”電話がかかってきたらどうすればいいのか?”という対策ですが、話を聞いてしまうと長くなって切るタイミングを失い、そして最終的に訪問のアポとなってしまいます。その為、営業電話とわかったら、”うちは結構です”とすぐに断って頂くのが一番だと思います。

何を隠そう私も15年程前にテレアポの営業会社に勤めていたのでわかります。

テレアポは、基本的にはとにかく話を聞いてもらえず切られます。
少しでも話を聞いてもらえる方は何百件に1件というレベルです。
その為、少しでも話を聞いてくれたり、返事を返してくれるような人に当たった時が勝負なんです。

すぐに断るのは”かわいそう”とか”逆恨みされない?”とご心配もあるかもしれませんが心配はご無用です。テレアポスタッフは次々に電話をかけ、1日に何百件という数をこなりますので暴言を吐くなど余程の事をしない限り、一件のお客様に執着をしていることはないと思います。

”サイト公開後は営業電話がくる”という事は頭の片隅に入れておいて頂き、その際には落ち着いてご対応頂けたらと思います。

 

検索エンジンにヒットするまでに時間が掛かる事も

サイト公開後は、”サーチコンソール”と言ってグーグルが運営するサイト管理者の為のサービスを使って、インデックス(検索にヒットさせること)の申請をこちらで行わせて頂きます。

申請後は、Googleのロボットがサイトを巡回してくれますので検索に出てくるのを待つことしかできません。検索エンジンへ反映されるまでには早いと数日、長いと1ヶ月半位かかります。

特にできたばかりのサイトや新しいドメイン(アドレス)は反映に時間がかかると言われております。
また、最近は反映までの時間が以前より長くなってきているように体感的に感じますが時間が経てばしっかりと出てきますので慌てずにお待ちください。

少しでも早く反映をさせるためには、すでに動いているサイトやSNSからのリンク、そしてブログなど記事の更新が効果的だと言われております。
上記についても前回の「無料で出来る教室のWEB集客」に詳しく説明をしておりますので詳しくはそちらをご参照いただけたら幸いです。

 

最低半年を目安に育てていくイメージでコツコツと発信をする

上記のセクションでも記載をさせて頂きましたが、新しいサイト(アドレス)は検索エンジンからの評価が低く、自然検索に出てくるまでには期間がかかります。また、ブログを投稿頂いても同様に最初のうちは反響が少ないと思います。

開設当初の1つの目安として、半年の期間と30件以上の記事を更新いただけるとその辺りから少しづつ何かしら反応が出てくると思います。

もし、即効性を求めるのであれば、スポンサー広告(有料広告)、SNSなどの広告、それにチラシなど出だしから一気に露出を増やす方法もありますのでお気軽にご相談を頂けたらと思います。

また、全てのお客様にアクセス解析を導入させて頂き、運用のサポートもさせて頂いております。
こちらについても検索エンジンにサイトが浸透し、その後ある程度データが取れてから出ないと改善の余地がありませんので、半年を目安にご相談を承っております。

中には開設後3ヶ月程で”反響が少ない”とご連絡をいただく方もおりますが、検索エンジンに浸透前にキーワードを頻繁に変更したりするとまた1から浸透待ちになってしまい結果的にいつまで経っても結果が伴わない形となります。

サイト開設から半年までの検索に思ったように出てこない期間は、特にSEO業者などからサイト改善のテレアポも多くなります。お話を聞いて頂くことは構いませんが、営業マンは契約を取るためにあの手この手で色々な話で皆様のサイトの改善点を提案してきます。

短期間でのキーワードの変更と同様に、ただ単に検索エンジンへの浸透待ちというだけのこともありますし、早い時期で別業者の提案を入れてしまうと会社毎に考え方が違いますので結果的にサイトがおかしな方向に進んでしまったりする事が少なくありませんので注意が必要です。

実際に先日も開設後4ヶ月のお客様が他のサイトコンサル業者の話をまに受けてしまって、当社でも半年ほどで見直す予定で進めていた当初決めていたキーワードをお客様にて変更されていた方がおりました。
当社ではキーワードを変更する前には必ず、当初設定したワードの現在の順位を確認することはもちろん、いつ変更したか?などしっかりと効果測定と記録をとっていくことが大切だと考えております。

サイトコンサル業者の話はもちろんその通りの内容もありましたが、初めてサイトを作られた方でしたので、こちらも行うタイミングだったり、見直すタイミングを少しづつ計画的にと考えていたのでそのようにお伝えを致しました。

皆様の教室で例えるならば、通い始めたばかりの初心者の生徒さんが、実は別のスクールにも通っているイメージです。
もちろん別のスクールにも通われるのは問題はないと思いますが、皆様の練習方法に「あの先生はこうやったほうが良いって言ってました」と言われたらどうでしょうか?

上級者になって別の先生に指導を仰ぐなどであればもちろん問題はないと思いますが、通われたばかりの生徒さんであればその方の進度や技術に合わせて練習方法やカリキュラムを用意されていると思いますので、扱いに困ってしまいますよね。

そのため、私たちにご依頼をいただくのであれば、まず少しの期間はこちらを信用していただけると幸いです。私共も、アクセスが増え、反響の出るサイト作りにこだわっておりますので一生懸命サポートをさせて頂きます。

 

おわりに

本日は「サイト公開後に気をつけて頂きたい事」と題しまして、サイト公開後に皆様にお気をつけいただきたい事や、覚えておいて頂きたい内容をまとめてみました。

よく我々業者が使う言葉に「サイトは作る事がゴールではなく、そこからがスタートです」なんて言葉がございますが、実際に開設後は運用の為に色々と手間もかかります。しかし、手間をかけた分、結果もついてくるはずです。

前回の「無料で出来る教室のWEB集客」をまだご覧いただいていない方は合わせてお読み頂けたらと思います。

■記事を書いた人:ディレクター:村松
2009年よりWEB制作”エムアンドエムデザイン”を運営しており、サイト制作のディレクターとしては10年以上の経験があります。
10年の間に教室さんだけでなく、企業から店舗まで幅広く手がけ300社以上のサイト制作に携わってきました。
その中でも教室は、ネット集客と相性がとても良いと思いますので、実際に必要なノウハウをご提供させて頂きます。